CUTTING LAB.

シートの蘊蓄を語ってみた(^^;;

これは独断と偏見に基づくものなので、信用度は 80%ぐらい。(゜゜)☆\ぽかっ
ま、使ってみた感触はこんな感じってなぐらいに見ておいてね。
・・・手元にサンプル帳があるものは参考にしてますが(^^;
他にもいろいろシートはあるけど、代表的なものを上げてみました。


3M スコッチカルフィルム
Scotchcal Film

3Mスコッチカルといえば、シートの王様。
使って、切って貼って文句なし、太鼓判の高級ブランドです。
ときたら、やっぱりお値段もピカイチ。
(仕入れ値1m平方3600円〜ぐらいだったよーな)
でも高いだけの価値は十分にあります。
カット・貼る時に失敗できないプレッシャー。
なにしろ、サンプル帳はもらうのではなくて、1500円出して買わねば
ならないのです(^^;; すごいでしょ〜〜。

他にもシリーズがありますが、主要はこんなものかな?↓

【スタンダードシリーズ】
 特選150色、屋外耐候8年。施工時の美しさをそのまま保ちます。

【コントロールタック プラスシリーズ】

 全31色。位置決めがしやすいように、剥離紙を剥がしてもすぐに接着
 することがない特殊接着剤使用。
【蛍光色シリーズ】
 屋外約2年の耐候性、全4色。
【メタリックシリーズ】
 屋外耐候3年以上、金箔・銀箔の輝きをそのままに。全4色。

中川ケミカル NOCS2500 フィルム
(*1)

耐候性5〜7年・耐熱性・耐水性・耐油性に優れた高品質と低い
ランニングコスト。48色相10段階のトーン、充実の有彩色システム。
というのがうたい文句。厚み50〜80ミクロン。

作業的、値段的にはスコッチカルの次ぐらい。
このサンプルのカラーチャートはとてもキレイでほれぼれしてしまいます。。

タフカル
Tuffcal

中川ケミカルが屋外用として、昭和50年に発売して以来、熟成を
重ねた自信作。耐候性5年以上。厚み50〜70ミクロン。

スコッチカルに次ぐ品質、値段も2000〜3000円/mと良心的。
使い勝手もよい逸品。
難を言えば、カラーバリエーションがちょっともの足らないっていうぐらい?
とはいえ、一般色114色、メタリック6色、ハイグロス20色あります。

カッティングシート
CUTTING SHEET

装飾シートの代名詞と言っても過言ではないでしょう。
ほんとは登録商標なのに、「カッティングシート」で全てまかり通って
しまいます(^^;
レギュラー色、透明・乳白色、金銀、屋外3年用Sシリーズ、蛍光色と
バリエーションも豊富。

糊残りもなく、適当な厚み、使い勝手のよさ、普段使いにはとっても
グーでピカイチなシートです。
短期装飾用とはいえ、光に弱い赤・黄・ピンク系、蛍光色をのぞけば、
屋外やクルマ・バイクに使っても、1〜3年ぐらいは平気で保ちます。
値段は450mm巾で、500〜700円/mぐらい。

テンタック
TENTAC

テント、壁紙、ベニア、その他表面の粗い素材用のシート。
33色。

用途が用途だけに、糊が超・超強力。
これをカットしたあとは、プロッタの刃のお掃除が必要になります。
ベタベタと糊がくっつくのね〜(^^;;
カス取りするときも要注意。へんなとこにくっつけると、あと剥がすのが
むちゃくちゃ大変。

フォグラス
Foglas
ガラス・アクリ用の装飾シート。アクリに 貼ると何故か気泡が・・・(^^;
セキスイ タックペイント
屋外5〜7年。多彩なカラー、すぐれた品質・コスト。
一般色128色、特別色19色、メタリック13色(耐候3年)、コンピューター用
TKシリーズ15色、他。値段的には、タフカルの下ぐらいに位置しますね。
メタリック色はいちばん豊富かも。。

厚みは他のメーカーとほぼ同じの80ミクロンなのに、異様にコシがなく
カッティングプロッタでカットしてカスとりするとなると、使い勝手が
悪い〜。よれてめくれたり、カス取りが怖ろしくしにくいのは何故?(^^;;

ベーシックシリーズは厚さが100μmあって、作業効率がわりとよいようです。

タックペイント エコパレット
Eco Pallette

塩ビ素材を使わない環境対応型タックペイント。
オレフィン系特殊素材から作られています。
屋外耐候性5〜7。温度環境で伸びたり固く裂けやすくなったりしないため、
安定した施工性の良さを発揮。現在51色。厚み85ミクロン。
カス取りもしやすい模様。

ハルカラー
短期装飾用シート。カッティングシートと比較すると、ちょっとコシがない
感じ、糊残りも多いような気がしますが・・・(^^;
値段的にはカッティングシートと同等です。
色のバリエーションが豊富。カッテイングシートにはない微妙な中間色
展開があるので、多色使いにはとっても重宝。

【スーパーハルカラー】
 50色の豊富なカラー。淡い色調のペールカラーや落ち着いたグレイッシュ
 カラー、日本の伝統色のジャパネスクなど、個性的なカラー揃い。

【エコパレットハルカラー】
 
 環境対応、非塩ビ素材ハルカラー。現在30色。
【ハルカラーHX】
 従来のハルカラーより巾がワイド、トンネリンク゜がおこり にくいよう
 3インチ紙管採用。


リンテック
桜井
ビューカル
Viewcal

【900シリーズ】
 屋外耐候5〜7年。厚み75〜85ミクロン。全149色。
【880シリーズ】
 900シリーズの技術を元に開発した屋外耐候5年、経済的な
 カッティングマシン用フィルム。
【500シリーズ】
 カス取り適性を向上した屋外耐候3年、中・短期用フィルム。全47色。

使い勝手もよく、価格もタフカル、タックペイントと同等〜少し下ぐら い
でしょうか。私はわりと好きなシートです。
リンテックには「オーロラレインボー」っていうブラックライトの照射によって
蛍光発光するシートがあって、キレイです(*^^*)

大日本
インキ化学
ダイタック
DAITAC

色見本で有名なDIC製品。「インキの本気」が売りの耐久性マーキング
フィルム。MLシリーズはDICカラーガイド・マンセル値・日本塗料工業会
ナンバーに対応してるので、DICの色指定できた場合は選びやすいですね。
・・・まんまなので(^^; 99色。

コストもよく、1500円〜/mぐらい。

東洋インキ ダイナカル
DYNACAL

DCシリーズ150色。屋外耐候性5〜7年、厚み80ミクロン。
施工勝手もよく、コストはダイタックと同じぐらい。

最近、塩素を含まない「エコサイン」が発売されたよう。

ニチエ ニチエカル
【No.100】
 屋外3年、31色。
 これ、とにかくカッティングしたあとのカス取りがしやすいんですね〜。
 細かい字をカットしても、つるつるっとめくれてとっても楽ラク。
 カッティング加工作業にはピカイチ。
【No.8000】
 屋外5年高耐候グレード。125色。コストもいい感じ。


トレーデイング
モウカル
MOWCAL

台湾、中国製にも負けない、めちゃ安なコストパフォーマンス。
「儲かる」から「モウカル」とネーミングにしたとか。
屋内用のシートはほんとペラペラで、剥離紙もそれなりに、いかにも紙って
感じなんだけど、日本製だけにムラなども少なく、看板に短期に使う分には
そんなに悪くないシート。
クルマやバイクに使うには・・・やめといたほうがよさそう(^^;

V3シリーズ・・・屋外耐候3〜5年、ってのもあります。

  Jカル
JCAL
どこの製品だったか忘れちゃった(^^; 日本製だったような。。
コストの割には(とてもエコノミー)品質がよく、使い勝手もいい。

【5000シリーズ】
 厚さ70ミクロン、屋外耐候5〜7年。
 1000mm×20m 22000円ぐらい〜/本。
 ダイタック、ダイナカルよりも価格設定は下。
【3000シリーズ】
 屋外耐候3〜5年。価格は5000シリーズ×0.8ぐら い。
 カッティング、カス取り作業もラク。

注) (*1) NAKAGAWA ORIGINAL COLOR SYSTEM 2500

 


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