CUTTING LAB.
〜 捨て貼り (下貼り) 〜
ふつー、ステッカーを貼る時はそのまま貼ります。
当たり前ってー。他にどうやって貼るんだ〜〜〜ぁぁぁ!
でもね、反射シート、金銀のカッテングシート、
はたまた黒っぽい地に薄い色を貼る場合。。
ちょっと先をいくあなたなら何を心配します?
そう。
はがすときのめくりにくさ!
めくったあとの糊残り!
地が透けて色が沈んじゃう!
これらを解決するのに、「捨て貼り」ということをします。
なんてことはなく、単に下に1枚シートを貼り重ねるのです(^^;
表には出てこず、日の目はあたりません。
捨てるような目的で貼られますが、縁の下の力持ちな役割があります。
但し、この下に捨て貼りするシートは、めくりやすくて糊残りがないちゃんとしたシートを選んでね(当然)
色沈みが心配な場合は、むろん白!
めくりにくさや糊残りを心配する場合は、白あるいはステッカーと同色系を捨て貼りします。
ああ、もちろん(^^;
高級シートは糊残りや色沈みを心配することはありません。
値段だけのことはあります。
しっかり考慮されていて、糊残りはしないし、色が沈まないように
下地が透けないように裏糊が白や銀になってるからです。
反射はやっぱりめくりにくいけど(^^;
反射シートはガラスビーズを含んでいるので、めくろうとする場合はかなーり大変です。
つるっとめくれません。ボロボロとちぎれてしまうので怖ろしく根気が要ります。
ガラスに貼った場合はスクレッパーやカッター刃で削りとってしまえば簡単ですが、
車体や傷つけれない下地の場合は覚悟しておきましょう。
いずれめくるだろう、でも根気がないって人は、最初から捨て貼りを。
反射シートを捨て貼りシートに貼ってからカッティングするだけ。
めくった後、糊残りが心配な場合があります。
予算の関係で安物粗悪シートを使う場合は本人の覚悟があるのでよしとして(^^;
それとは別にシートの特性上どーしても糊残りしやすいシートもあります。
金銀銅、ヘアライン系。
だんだんに改善はされてきてるとは思いますが、やはり少し心配。
そこで捨て貼り(^^;;
あとは、色沈みですね。
カッティングシート、ハルカラーなどのシートの場合、すけすけ色、黒っぽい下地、ときたら
あらかじめ下貼りしたほうが発色が美しくなります。
横からみた厚みが気になる、って?
割り切るか、高くても高級シートを使うべきですね(^^;