貼り方

貼る際の注意事項

これを守らないと、失敗の原因になります!


貼り付け作業温度(適温)は15〜25℃です。

■冬期 10℃以下の場合
粘着力が低下するので、ドライヤーなどで適温に温めてから十分に圧着して下さい
(冬期の水貼りは避けて下さい)。
■夏期 30℃以上の場合
温度が高いと粘着力が増し、作業しづらい場合があります。
朝夕の気温の低いとき、または日陰などで作業して下さい。
 


必ず油膜を落とすこと!

これが不十分だと、透明のフィルムからカットしたシートがきれいにはがれなくなるだけでなく、
貼った後、ステッカーがはがれやすくなります。
また、コーティングしている場所に貼ることも、十分な接着力が得られない場合があります。
油膜を落として、きちんと圧着しておけば、洗車をしても滅多にはがれることはありません。
 


風の強い日は避けましょう!

ほこりやゴミが粘着部分に付着してはがれやすくなったり、気泡の原因になります。
しわになったり、位置決めも困難です。
 


熱を持つ場所への貼りつけは避けて下さい。
(補償の対象外です)

ボンネットに貼った場合は、通常の年数よりも劣化が早くなる場合があります。
ジムカーナをされる方の参考画像

貼り付け場所に関しては、自己の責任において行って下さい。
それによって生じたトラブルなど、当方は責任を負いかねます。
(フロントガラスへの貼り付けは車検に通りません。法律違反ですのでご注意を)

ブレーキパッドやエンジンルーム内の貼り付けもしないで下さい。



貼る時便利なスキージ(ヘラ)をお付けしております。
詳しくはこちらをご覧ください。


その他の注意事項
補償の対象外です(おすすめしておりません)。貼る場合は自己の責任において施行して下さい。

1.曲面に貼る場合・・・こちらで取り扱っているような、デザインをカットしたものを曲面に貼るのは非常に難しいです。
               ほんのわずかな曲面でもシワになる場合があります(広い面のシートを貼る場合は
               温めながら少しずつ伸ばして貼る方法もあるようですが、デザインがあるものには不可)。
               また、2色以上のシートで貼り合わせしてあるものは、貼り合わせの位置がズレる
               場合があります。
               アールに合わせて、文字やデザインをあらかじめ分割して貼る方法もあるようです。
               いずれも、十分ご検討の上貼り付け作業を行って下さい。

−以下、シートメーカーの取扱説明書より一部抜粋−
2.貼り付ける対象(基材)の確認
 ●以下の基材では、フクレ・ハガレなどが発生する可能性がありますので、ご注意ください。
   アウトガスを発生する基材・・・ポリカーボネートにはアウトガスを発生するものがあります。
   遊離成分が含まれている基材・・・ターポリン、軟質塩化ビニールなど。
   接着力が得にくい基材・・・ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコン塗装物、フッ素塗装物など。
   粗面のために十分な接着力が得られない基材・・・ヘアライン加工金属板、発砲体、ベニヤ板、
                                    コンクリート、モルタル、スレート、布地など。
3.凹凸のある基材に貼る場合
 ●コルゲートに貼る場合・・・フィルムが浮くケースがあるので押し込み貼りを避け、
                     アプリケーションテープを使用して形状に沿って貼る。
 ●ビスなど突起物周辺・・・フィルムが浮くケースがあるので、突起物の周囲をカットする。
 ●基材に継ぎ目がある場合・・・継ぎ目のフィルムが破れる可能性があるので、パテで完全に継ぎ目を
                      埋めるか、フィルムを継ぎ目部でカットする。
 ●継ぎ目部に段差がある場合・・・パテ処理して段差をなくす。
いずれも、高度な知識と技術が必要になります(細かくデザインをカットしたものには向きません)。
要するに、凹凸、曲面がなく、平面でつるんとした場所以外に貼る場合において、
当方では関知(補償)致しておりません。





-台紙からステッカーをはがす時の注意!-
大きいサイズは和紙の場合もありますが、多くの場合、ステッカーに透明のフィルム(転写シート)を貼った状態でお送りしています。これにより、バラバラの文字やデザインも一度に貼ることができます。
ただ、
まれに小さい文字や、細長いデザインのもの、厚手の反射タイプなどが、台紙からはがれにくい場合もありますので、台紙からはがす前に、十分に圧着し、透明のフィルムに文字やデザインがくっついているかどうか確認しながら、ゆっくりはがしてください!

尚、透明のフィルムは、保護用のシートではありませんので、貼り付け後、はがして下さい。
※保護用(または下地用)として、
クリアシート(透明)もあります。
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△失敗例:垂直に、すばやくめくってしまうと、まれに、台紙にステッカーが残ってしまう場合があります。焦らずに、そのままフィルムを戻し、上から十分に圧着して下さい。
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◎オススメ:表から十分に圧着した後、裏返しにして、できるだけ角度をつけて台紙の方をゆっくりとめくっていきます。



ドライ貼りの場合>
−下処理−
まず、施行面の汚れをきれいに取り除きます。ホコリ・ゴミなどの汚れは、ウエスに中性洗剤を含ませて清潔にした後、水拭きで中性洗剤を取り除いて下さい。油分・サビなどの汚れはアルコール、Aベンジン、ホワイトガソリンなどで清掃してください。

−貼り方−
位置決めをします(紙テープなどで貼る場所に印を付ける)。
上記の注意事項を参考に、台紙からステッカーをはがす。
貼り付け後は、粘着力にムラが生じないように、ヘラなどで十分に圧着する。
   ※
細かい部分や、細いラインステッカーの端部などは、特にていねいに圧着する事!
      気温が低ければ、ドライヤーを利用すると圧着力が増します(しばらく手で押さえておくのも効果的)。

アプリケーション(透明のフィルム)を、0度〜30度の鋭角に一定の速度でゆっくりはがす。急いだり、焦ったりすると、気泡が入ったり、別の色で貼り合せた部分が分離したりします。

仕上げに、ドライヤーなどで加熱すると、粘着力を増すと同時に、圧着不良部も容易に発見できます。

※もし気泡が入ってしまった場合
  極小さいものなら、ヘタに触らず、2〜3日放置してみて下さい。気泡は消えることがあります。
  たくさん入ってしまった場合は、気泡の端部にカッターナイフで穴をあけ、空気を押し出した後、圧着して下さい。

※centrinoバージョンの貼りつけもご参考に!

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私が日頃お世話になっている、こえり先生のページにも、詳しい貼り方がわかりやすく解説してありますので是非とも参考に!!!
自作コーナーもあるので、器用な方は、参考にしてみると面白いと思いますよ!何しろ、私も最初は自分でカットしてましたし。。。


空気が入ってしまったら・・・

こんなに入っても大丈夫!
こちらのページを参考にして下さいね。


水貼りの場合>

面の広いものを貼る場合に適しています。
貼る際に、位置を修正することができますが、ドライで貼る場合より、時間がかかります。

※細いラインを含むデザインや、小さな文字、複数の色を使用しているものを水貼りすると、転写シートからうまくはがれず、
シートが伸びてしまったり、貼り合わせている部分が分離してしまう場合があります。
どうしても確実に水貼りしたいという場合は、ドライヤーを使うか、数日かけて完全に乾かしてから転写シートをはがして下さい。
−貼り方−
ドライと同様、あらかじめ、施工面の汚れ(特にコーティング剤などの油膜)などをきれいに拭きとっておきます。
これが不十分だと、透明のフィルムからカットしたシートがきれいにはがれない場合があります。

次に、台紙からステッカーをはがし(転写シートにステッカーがついている状態)、食器洗い用洗剤を1〜2滴(入れすぎは乾燥後の粘着力低下となります)含んだ水を霧吹きでステッカーと施行面両方にたっぷりと吹きかけます。
位置の確認ができたら、水分を拭き取りながら、へらなどで水を押し出します。この時、十分に水を出しておかないと、気泡ができてしまいます。

そのままの状態で乾かします。この時、ドライヤーを使うと早く乾きます。

乾いたら、転写シートをゆっくりはがします。これで完成です。

もし気泡が入ってしまったら、無理をせず、針で気泡に穴を開けて空気を押し出して下さい。


<ステッカーをはがす場合>

M's galleryで扱っている通常のシート(メタリックシートを含む)なら、大抵のものが一気にはがせられると思いますが、気温が低かったり、年数が経ったりしてはがしにくくなった場合は、ドライヤーや、お湯などをかけてステッカーを温め、ノリをやわらかくしてからはがすとはがしやすくなります。
市販されている「ステッカーはがし剤」などは、ガラス面には適しても、車のボディなどには、塗装を傷める恐れがありますので、ご注意ください。

また、
反射シートの場合、反射材(ガラスビーズ)を含んでいる為、非常にはがしにくいです。この場合も、ドライヤーや、お湯をかけるなどしてノリをやわらかくしてからはがして下さい。その他の剥がし方についても、こえり先生のページでご紹介頂いております。
また、あらかじめ、
クリアシート(透明)を貼っておくと、はがすときに便利です。